ファクタリング会社に過払い金を請求するには?弁護士や司法書士への相談がおすすめ

ファクタリング会社に過払い金を請求するには?弁護士や司法書士への相談がおすすめコラム

ファクタリングの過払い金とは、ファクタリング会社に本来必要な金額よりも多く支払った手数料などの費用のことを指します。

ファクタリングでは手数料の金額が法的に定められておらず、悪質なファクタリング会社では必要以上の手数料を請求していることもあります。

そのため、ファクタリング会社の利用者の中には過払い金のトラブルを抱えている方もいます。

この記事では、ファクタリングの過払い金を発生させない方法や、過払い金をファクタリング会社に請求できるのかなどを解説します。

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ファクタリング会社に過払い金を請求できる?

ファクタリングで過払い金が発生した場合、ファクタリング会社に過払い金請求ができるケースがあります。

ファクタリング会社が悪質な業者であるケースや、取引の実態がファクタリングではないと見なされるケースでは、過払い金を請求することができます。

悪質な業者では実際にはファクタリングを行っておらず、実態が貸金業であると判断されて過払い金請求が認められることがあります。

一方、ファクタリング会社に問題がなく、取引内容も正当なファクタリングであると判断されるケースでは、過払い金を請求することはできません。

契約が悪質なものでなく、貸金業と判断される要素がなければ、過払い金を請求しても認められることがありません。

また、過払い金を請求するには、取引が2社間ファクタリングである必要があります。

3社間ファクタリングを利用した場合など、利用者とファクタリング会社が2社間で取引していない場合は、過払い金は請求できないので注意しましょう。

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ファクタリング会社に過払い金を請求する方法

ファクタリング会社に過払い金を請求するには、相手に過払い金返還請求書を送付することになります。

取引履歴を参照して過払い金を計算し、内容証明郵便で過払い金返還請求書を送りましょう。

過払い金返還請求書を送付するとファクタリング会社との交渉ができるので、返還する金額や支払い期限などを話し合って決めることになります。

交渉で和解できれば、過払い金が返還されて請求は終わりとなります。

ファクタリング会社が交渉に応じない場合や、話し合いで納得できない場合には、過払い金請求の裁判を起こすことになります。

訴状などの書類を準備して訴訟し、判決が出るまで争うか、交渉によって和解することになります。

訴訟を起こすことで、前回の話し合いよりも有利な条件で交渉できたり、請求できる過払い金の金額が多くなる可能性もあります。

裁判の判決がでるか、和解して数か月ほどで、指定された金額が振り込まれて過払い金の返還は完了となります。

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ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。売掛先の企業がかかわるかどうかが違いです。2社間ファクタリングはスピードが速いですが、3社間ファクタリングなら売掛金の回収をする必要がなくて手数料も安くなります。スピードと手数料を天秤にかけてどちらにするかを選ぶのが大切です。

ファクタリングの過払い金は弁護士や司法書士に相談するべき

ファクタリング会社に過払い金を請求する方法を取り上げましたが、実際には自分の力だけで過払い金返還を請求するのは難しいです。

過払い金を請求するためには過払い金返還請求書を作成し、ファクタリング会社との交渉を行う必要があります。

しかし、法律などの知識がない方にとっては、過払い金返還請求書の作成や業者との交渉は難易度が高いです。

また、交渉が上手くいかなければ訴訟を起こすことになるため、さらに法律の知識が求められることになります。

そこでおすすめしたいのが、ファクタリングの過払い金トラブルが発生したときに自分だけで解決しようとせず、弁護士や司法書士に相談するということです。

特に、ファクタリングのトラブル解決を得意としている弁護士事務所を利用すると良いでしょう。

弁護士や司法書士は法律およびファクタリングについて十分な知識があり、過払い金請求の手続きなども代行してくれます。

過払い金で悩んでいる方は、まずは一度相談してみましょう。

ファクタリングで過払い金を発生させないための注意点

ファクタリング会社の中には悪質な業者がおり、そんな業者を利用してしまうと過払い金などのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

ここでは、ファクタリングでの過払い金トラブルを防ぐために注意するポイントを紹介します。

ポイントのひとつは、ファクタリングの手数料が高すぎではないかということです。

手数料はファクタリング会社ごとに異なりますが、他社と比較して極端に高いような場合は、悪質な業者であり過払い金が発生する可能性が考えられます。

契約の前に手数料を確認して、高額すぎないかチェックしておきましょう。

次のポイントは、ファクタリング会社への支払いが分割払いになっているかということです。

通常はファクタリングでの支払いは一括払いとなっていて、分割払いである場合は違法な業者であることが多いです。

契約にあたっては支払い方法が一括払いであることを良く確かめる必要があります。

ファクタリング会社は数多くありますが、悪質な業者を利用しないように十分注意しましょう。

ファクタリングの過払い金についてのまとめ

この記事では、ファクタリングの過払い金について解説しました。

ファクタリング会社の中には悪質な業者が存在し、手数料などの過払い金が発生することがあります。

悪質なファクタリング会社との取引で過払い金が生じた場合であれば、過払い金の請求をすることが可能です。

ファクタリング会社に過払い金を請求する方法としては、過払い金返還請求書を送付しての交渉と、それが上手くいなかった場合の訴訟とがあります。

交渉で和解するか、裁判で判決が出ることで、過払い金を返還してもらえます。

ただし、自分で過払い金を請求するのは難しいことも多いため、弁護士や司法書士に相談してみるのがおすすめです。

弁護士や司法書士であれば法律やファクタリングの知識を備えているので、自分でやるより確実に過払い金請求の手続きができます。

また、過払い金のトラブルに巻き込まれないためには、ファクタリング会社の手数料が高すぎないか、分割払いになっていないかを確認するのがポイントです。

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以上、ファクタリングで過払い金が発生することがある!悪質業者に注意が必要…でした。

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